先日、ヘルメット用スピーカーを買って
しばらく使ううちに
きっと、フルフェイスのヘルメットなら
もっと快適に聴こえるんだろうなあ
と、思いまして。
物欲が物欲を呼ぶという
自然の摂理に従うまま
試着もせずに、アマゾンでポチってしまいました。
![]()
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カブト(OGK)のカムイという
ちょっぴりベタで気恥ずかしいネーミングです。
もともと、冬の通勤では
オフロードタイプのヘルメットだと
風通しが良すぎて寒かったので
フルフェイスが欲しいなあ、とは思っていましたが
まだ寒くないので、そのうちで良かったのですが
こういうのは、思いついたときが買い時なので
急遽買いました。
「ドラゴンタトゥーの女」のリズベットみたいな
ヤレた感じが好みなので
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マネしてマットブラックを選ぶことに。
買ってから気がつきましが
そういえば、このヘルメット
知人(恥人?!)の某カリスマライダーも持っていたような気もします。
光栄です。
これまでのFOXのヘルメットと並べてみると
![]()
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若干コンパクトなようです。
ロードタイプのフルフェイスについては
まったくといっていいほど
予備知識はなく
なんとなくネットでボーっと眺めながら
シルエットの気に入ったものを選びました。
ボクはアライのヘルメットだとMサイズなのですが
OGKもアライと寸法が似ているというネットの情報を信じて
今回、Mを注文したら
バッチリフィットで、安心しました。
このヘルメットの最大の特徴は
インナーサンシェードを備えていること。
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普段はこういう状態ですが
左手で、このレバーをカチっと動かすと
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瞬時にして
このサングラスみたいなのが
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シュっと現れます。
まるで戦隊ヒーローみたいで
こっ恥ずかしいんですけど
コイツがなかなか便利で
太陽が低くなるこれからの季節
朝の通勤では、視界を確保してくれることでしょう。
サングラスをかけるのは面倒ですし
日陰やトンネルでは咄嗟に見づらい状況もあります。
スクリーンを色の濃いものに交換すると
同じくトンネルで困りそうですし
夜の帰宅時にも困ります。
コイツは、そういった煩わしさから
開放されるので
なかなか使い勝手が良さそうです。
また
今のボクには必要ありませんが
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メガネのツルを通すための隙間が確保されていたり
![]()
ヘルメットスピーカーが取り付けしやすいように
空間を設けてあったりと(勝手に想像)
いかにも日本メーカーっぽい気配りもあります。
アゴ下の部分にも
風の進入を防ぐための
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カバーが用意されていて
これからの季節は重宝しそうです。
これで定価25000円程度で
アマゾンだと18000円を割り込む低価格です。
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たしかに、ちょっと兜っぽいかも。
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こりゃあ、いい。
一週間ほど使ってみました。
首に感じる重量感はFOXのオフロードのヤツと比べて
あんまり変わりません。
計測したわけではないので、実際の重量にどのくらい差があるのか知りませんが。
インナーシェード内蔵の製品としては
最も軽いというハナシです。
そのインナーサンシェードは
暗さも大きさも良い加減で
操作感も良好。
信号待ちとかで無駄に「シャキーン」てやってみて
ひとりでニヤニヤしてしまいます。
そして、やはり、静かです。
スピーカーのボリュームをさらに絞っても
全然聞こえます。
試しに
以前SSDT前に itunesで買ったものの一度しか聞かなかった
英会話講座みたいなのを聞きながら通勤してみましたが
もぞもぞ喋ってるわりに、普通に聞こえます。
うん。いいヘルメットだ。
気に入りましたぞ。
GL400にもよく似合う。
ところで
久々に聞いたその英会話教材で
英語は日本語と違って、語順がとても大切だと言っています。
主語をイチイチ言うのも、日本語だと不自然ですが
英語だと、主語が無いのが不自然なのだそうです。
そんなようなことを
中学生くらいのときに聞いたような気もしますが
TOEIC300点そこそこのボクは
そんなこと気にして英語を話したり書いたりしたことはありませんでした。
ふーん。
そうだったのか。
こりゃあ
あっちこっちで
あらぬ誤解を招いてた恐れもありますな……
イタリア語とかでは主語は省略しますし
もちろん、日本語でもまず言いません。
語順にルーズなのも
日本語もイタリア語も一緒で
適当に単語を並べてもある程度意味をなしますが
英語だと、まったく違った意味合いになりがちなので
油断なりません。
そういや
漢文も返り点だのを駆使して語順を直して
無理やり読んでいましたが
中国語も語順に厳格なのでしょうかね。
語順ねえ……
ふと
トヨタのSAIのあのビミョーなCMで
真木ようこが
「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」
なんて言っているのを思い出しました。
これなんて、主語は語尾にあるし
もちろん、本来の意味の主語はおそらく「私」に置かれるでしょうから
やはり省略されています。
シンプルかつ、インパクトのある言い回しで
グっとくるものがありますが
この5、7、5、7,7文字で
「口説きなさい、って言ってるのよ」
なんて、言われた日には
やはり日本語は難解だから
英語を勉強しとくか
ていう気になります……
以前、SSDTの3日目に
ロンドンにいたルイーザちゃんから
Eメールで送られてきた
エリザベス・バレットよるソネット(14行詩)の43番。
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同じ様な定型詩ですが
英語だと、まだまだ情報量が豊富です。
How do I love thee? Let me count the ways.
I love thee to the depth and breadth and height
My soul can reach, when feeling out of sight
For the ends of Being and ideal Grace.
I love thee to the level of everyday's
Most quiet need, by sun and candle-light.
I love thee freely, as men strive for Right;
I love thee purely, as they turn from Praise.
I love thee with a passion put to use
In my old griefs, and with my childhood's faith.
I love thee with a love I seemed to lose
With my lost saints, --- I love thee with the breath,
Smiles, tears, of all my life! --- and, if God choose,
I shall but love thee better after death.
時代が古いものだし
何か難解そうだし
当時はなかなか心もカラダも余裕が無かったので
ちゃんと見てませんでしたが
いまごろになって、思い出しました。
ちょっと、見返してみると
与謝野晶子よりは
主語も述語も語順もはっきりしていて
理解しやすそうですね、エリザベス・バレット。
なかなか邦訳が見当たらないので
自分で訳してみようと思います。
物欲に正直に
ヘルメットを買ったことによって
転じて
知識欲も掻き立てられた
そんなお話でした。
しばらく使ううちに
きっと、フルフェイスのヘルメットなら
もっと快適に聴こえるんだろうなあ
と、思いまして。
物欲が物欲を呼ぶという
自然の摂理に従うまま
試着もせずに、アマゾンでポチってしまいました。


カブト(OGK)のカムイという
ちょっぴりベタで気恥ずかしいネーミングです。
もともと、冬の通勤では
オフロードタイプのヘルメットだと
風通しが良すぎて寒かったので
フルフェイスが欲しいなあ、とは思っていましたが
まだ寒くないので、そのうちで良かったのですが
こういうのは、思いついたときが買い時なので
急遽買いました。
「ドラゴンタトゥーの女」のリズベットみたいな
ヤレた感じが好みなので

マネしてマットブラックを選ぶことに。
買ってから気がつきましが
そういえば、このヘルメット
知人(恥人?!)の某カリスマライダーも持っていたような気もします。
光栄です。
これまでのFOXのヘルメットと並べてみると


若干コンパクトなようです。
ロードタイプのフルフェイスについては
まったくといっていいほど
予備知識はなく
なんとなくネットでボーっと眺めながら
シルエットの気に入ったものを選びました。
ボクはアライのヘルメットだとMサイズなのですが
OGKもアライと寸法が似ているというネットの情報を信じて
今回、Mを注文したら
バッチリフィットで、安心しました。
このヘルメットの最大の特徴は
インナーサンシェードを備えていること。

普段はこういう状態ですが
左手で、このレバーをカチっと動かすと

瞬時にして
このサングラスみたいなのが

シュっと現れます。
まるで戦隊ヒーローみたいで
こっ恥ずかしいんですけど
コイツがなかなか便利で
太陽が低くなるこれからの季節
朝の通勤では、視界を確保してくれることでしょう。
サングラスをかけるのは面倒ですし
日陰やトンネルでは咄嗟に見づらい状況もあります。
スクリーンを色の濃いものに交換すると
同じくトンネルで困りそうですし
夜の帰宅時にも困ります。
コイツは、そういった煩わしさから
開放されるので
なかなか使い勝手が良さそうです。
また
今のボクには必要ありませんが

メガネのツルを通すための隙間が確保されていたり

ヘルメットスピーカーが取り付けしやすいように
空間を設けてあったりと(勝手に想像)
いかにも日本メーカーっぽい気配りもあります。
アゴ下の部分にも
風の進入を防ぐための

カバーが用意されていて
これからの季節は重宝しそうです。
これで定価25000円程度で
アマゾンだと18000円を割り込む低価格です。


たしかに、ちょっと兜っぽいかも。

こりゃあ、いい。
一週間ほど使ってみました。
首に感じる重量感はFOXのオフロードのヤツと比べて
あんまり変わりません。
計測したわけではないので、実際の重量にどのくらい差があるのか知りませんが。
インナーシェード内蔵の製品としては
最も軽いというハナシです。
そのインナーサンシェードは
暗さも大きさも良い加減で
操作感も良好。
信号待ちとかで無駄に「シャキーン」てやってみて
ひとりでニヤニヤしてしまいます。
そして、やはり、静かです。
スピーカーのボリュームをさらに絞っても
全然聞こえます。
試しに
以前SSDT前に itunesで買ったものの一度しか聞かなかった
英会話講座みたいなのを聞きながら通勤してみましたが
もぞもぞ喋ってるわりに、普通に聞こえます。
うん。いいヘルメットだ。
気に入りましたぞ。
GL400にもよく似合う。
ところで
久々に聞いたその英会話教材で
英語は日本語と違って、語順がとても大切だと言っています。
主語をイチイチ言うのも、日本語だと不自然ですが
英語だと、主語が無いのが不自然なのだそうです。
そんなようなことを
中学生くらいのときに聞いたような気もしますが
TOEIC300点そこそこのボクは
そんなこと気にして英語を話したり書いたりしたことはありませんでした。
ふーん。
そうだったのか。
こりゃあ
あっちこっちで
あらぬ誤解を招いてた恐れもありますな……
イタリア語とかでは主語は省略しますし
もちろん、日本語でもまず言いません。
語順にルーズなのも
日本語もイタリア語も一緒で
適当に単語を並べてもある程度意味をなしますが
英語だと、まったく違った意味合いになりがちなので
油断なりません。
そういや
漢文も返り点だのを駆使して語順を直して
無理やり読んでいましたが
中国語も語順に厳格なのでしょうかね。
語順ねえ……
ふと
トヨタのSAIのあのビミョーなCMで
真木ようこが
「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」
なんて言っているのを思い出しました。
これなんて、主語は語尾にあるし
もちろん、本来の意味の主語はおそらく「私」に置かれるでしょうから
やはり省略されています。
シンプルかつ、インパクトのある言い回しで
グっとくるものがありますが
この5、7、5、7,7文字で
「口説きなさい、って言ってるのよ」
なんて、言われた日には
やはり日本語は難解だから
英語を勉強しとくか
ていう気になります……
以前、SSDTの3日目に
ロンドンにいたルイーザちゃんから
Eメールで送られてきた
エリザベス・バレットよるソネット(14行詩)の43番。

同じ様な定型詩ですが
英語だと、まだまだ情報量が豊富です。
How do I love thee? Let me count the ways.
I love thee to the depth and breadth and height
My soul can reach, when feeling out of sight
For the ends of Being and ideal Grace.
I love thee to the level of everyday's
Most quiet need, by sun and candle-light.
I love thee freely, as men strive for Right;
I love thee purely, as they turn from Praise.
I love thee with a passion put to use
In my old griefs, and with my childhood's faith.
I love thee with a love I seemed to lose
With my lost saints, --- I love thee with the breath,
Smiles, tears, of all my life! --- and, if God choose,
I shall but love thee better after death.
時代が古いものだし
何か難解そうだし
当時はなかなか心もカラダも余裕が無かったので
ちゃんと見てませんでしたが
いまごろになって、思い出しました。
ちょっと、見返してみると
与謝野晶子よりは
主語も述語も語順もはっきりしていて
理解しやすそうですね、エリザベス・バレット。
なかなか邦訳が見当たらないので
自分で訳してみようと思います。
物欲に正直に
ヘルメットを買ったことによって
転じて
知識欲も掻き立てられた
そんなお話でした。